2013年2月18日月曜日

旅にも休憩が必要なのです。






カナバルが終わったばかりの、達成感と少し寂しさの残るオルーロをはなれ、

向かった先はラ・パスでした。







私達が到着した日も、ラ・パスではカナバル期間中。

ラ・パスはオルーロの街と比較にならないほど大きな都市ですが、

カナバルの規模はオルーロが断然大きいです。








ここではどうも、音楽や踊りというよりも、コミニティーで酔って語り合うほうが大事らしく

(と感じましたが、)

ここぞとばかりに酔っ払っている地元の人をよく見かけました。

魔女市とよばれる場所があるのですが、

怪しい小瓶やリャマの胎児のミイラなどが集まる店に、目の据わったインディヘナが集まっていたのには

圧倒されました。







そしてラ・パスのカナバルの特徴は水かけ。

それがひどいのです。

4階建ての窓から、真下に水風船(当たるとテニスボールのように痛い!)を投げたり、

ビルの屋上からバケツの水をひっくり返したり、

車の中に数人たむろし、追い抜きざまに水鉄砲で寄ってたかって複数が狙ってきます。

ね、ひどいでしょ?危険です、ほんとうに。

カナバル期間おびえながら街を歩きました。







とはいえ、ラ・パスはカナバルが終わると、都市らしさを取り戻し、

ビル郡も市場も活気があり、喧騒もあり、さすがボリビアの首都!という貫禄です。














そして、ここはいわずと知れた食の街。

世界を旅している日本人旅行者が必ず寄るといわれている日本食の名店『けんちゃん』もありますし、

うなってしまうほどおいしい韓国料理屋さんもあります。

街を歩けば、安くておいしい屋台もいっぱい。

物価が安いので、ちょっとおしゃれなカフェにいってお茶をしても、お財布にひびきません。

毎日、今日何食べよ♪と言っていたような気がします。

















いいところは食ばかりではありませんよ~。

すり鉢上のこの街は、景色が独特でおもしろいのです。






底にはビルが立ち並び、上に上がるにつれ茶色のバラック家が並び、

街の少し先には6000m級の山の白い頂が望めます。

日中もさることながら、夜景も最高。

息を切らしながら何度も丘に上がって景色を眺めました。















急ぎ足の私たちにしては珍しく、気づくと1週間も滞在していました。




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