2013年3月22日金曜日

雲の上の人々に逢いに・・・1



どうしてここにに訪れたかというと、

チャチャポヤスとはケチュア語(インカ帝国の公用語)で「雲の上の人々」というそうで、

逢ってみたいじゃないですか、雲の上の人々に。

そういう訳です。





チャチャポヤスはのんびりとしたペルーの田舎町。

町のなかにはこれといった見どころはなくて、

ツアー会社はあるものの、外国人向けのおしゃれで高価なレストランや土産物屋もみあたらない

ほんとうにのんびりして生活感のある町。




ここらあたりにたくさん残されているチャチャポヤス文化の遺跡を巡っていきました。







手始めに、カラヒーヤです。

北ペルーでは崖に墓を造ったとありましたが、ここもそう。

写真に小さく写っているのみえますか?

断崖に、なんとも素敵な様子の像が立っていました。

この像が棺で、重要な人物が体育座りのような格好で収められていたそうです。


 


崖下には滝が流れ、人骨が散らばっていました。









このカラヒーヤ像はペルーのモアイと言っている人がいるそうですが、

個人的ですが、イースター島のモアイ像より私好みです。






像に別れを告げ、崖を登ってもと来た道を戻るのですが、

「馬に乗らないか」とインディヘナのおばちゃんに誘われたものだから、

馬に乗ってのんびり高見から写真でも撮ってみようかなと、馬に乗ってみました。

(けして登りがしんどかったからではないですよ、決して。)



ところがどっこい、

沼地のようなドロドロの足場の道だったために、馬もパカパカと楽には歩けず、

揺れにゆれて、鞍にしがみついていなきゃ振り落とされそうで写真どころじゃなかった・・・。





それに、馬があまりにも苦しそうに鼻息を荒くしているものだから、かわいそうになって、

ごめんねーダイエットしておくべきだったねーと

ひとりで反省モードに入ってしまい、

あまり心地の良い乗馬とはいきませんでした。



 

でも、馬の瞳はかわいらしくて、おばちゃんの笑顔もキュートでしたよ。







カラヒーヤにはツアーに参加して行ったので、午後には洞窟に連れてってもらいました。

へー洞窟があるのねーと何も知らずに付いていったら、

この洞窟がすごかった。






まず、誰もいない入り口の施錠をガイドさんが外し、入っていきます。

つまりこの洞窟に居るのはツアーのメンバー8名だけということ。

そして、洞窟は鍾乳洞になっていて奥に長く続くのですが、

電灯は一切ない。

真っ暗の鍾乳洞に、8名で懐中電灯を握って入っていくのです。






ドキドキ、わくわく、










楽しいー!








中はコウモリのコロニーがあったり、カラヒーヤのような棺があったり

(この写真ホラーですね笑)



人骨が置いてあったり、




シャーマンの儀式が現在も行われているようであったり。






これ、ガイドさんがいなかったら、絶対に怖くてこられない。そんな場所でした。





どのくらい長さがあったのか分からなかったのですが、

たぶん1時間くらい洞窟に居たんじゃないかな。

洞窟を出ると、太陽の暖かさと明るさに、心が緩まったのを感じました。

いい体験でした。









チャチャポヤスのみどころ、

まだあります!

次につづきますね~



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