トルヒーヨの町からバスで30分ほど行ったところにある、
ワンチャコという小さな海岸の集落。
そういえば、日本を出てから、海に入ったりゆっくりしたことないね、
ということで数日ゆっくりすることにしました。
朝夕、海岸をのんびり散歩し、
格安で過ごしやすい宿のキッチンでごはんを作り、
時には外で焼きたてのパンを買って朝食をとってみたり。
贅沢な時間。
そう、海にも入ってみたり。
この辺りの海は大きな波がたち、サーファーが集まる場所なのだそう。
たしかに波はべらぼうに大きくて、
波打ち際でも私たちの背を越えるようなものがやってきます。
波が引く時でさえ立っていられないほどの力強い波。
当然、優雅に泳ぐというわけには行かず、
波に立ち向かうスリルを味わう海水浴でした。
ペルー北部の海では、今なおトトラ舟に乗り漁に出ています。
正座して乗り込み、竹を割っただけのウォールで舟を漕いで進んでゆくのですが、
後姿がなんともかわいかった。
でも、こんな大きな波を越え、古代と変わらない方法で魚を採って生活している
と考えると、なぜかとても頼もしい。
太平洋のこのずーっと先に家族や友達のいる日本があるかと思うと、不思議。
海辺でゆっくり羽を休めて、ここからペルーの残りのみどころを一気に巡っていきます。
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