とうとうメキシコの首都・メキシコシティにたどり着きました。
ここが旅のさいごの街。
メキシコシティは世界でも有数の大都市。
しかしただの都会と思うなかれ、
街のなかや郊外に大きな遺跡があったり、
世界に知れわたる巨匠とよばれる芸術家も多く出ていたりで、
興味深いみどころがぎゅーっと詰まっています。
都会のきらきらもあり、メキシコらしいごちゃごちゃもあわせ持っている
おもしろい街。
そうなれば、もう、毎日あっちやこっちを見てまわらないといけませんね。
さいごですし。
旅に出てから、日本人の旅行者のあいだで、伝説的な宿が世界にいくつかあると知りました。
メキシコシティにある『ぺんしょんあみーご』がそのひとつ。
日本人宿という言葉を聞いたことがない方もおられるでしょうから、
補足しておきます。
世界各地の旅行者があつまる街には、必ずと言っていいほど日本人宿があります。
これは経営されている方が日本人だったり、そうでなかったりするのですが、
泊まりにくる多くは日本人か韓国人。
その中でもあみーごは有名な日本人宿で、これから中南米を旅する人や、
私たちみたいに中南米を去る人の中継地点となっている宿でした。
もちろん集まる旅人は、歳も旅のルートも、し方もそれぞれ。
各々観光したり、街を歩いたり、宿でのんびりや絵を描いたり、ヨガしていたり。
ご飯をシェアしたり、夜な夜な遅くまで杯を交わしたり。
この5ヶ月、あちっやこっちをかけあしで廻り、
ふたりだけで過ごす時間が圧倒的に多くて、
ほかの人とゆっくり話をすることはあまりありませんでした。
もともと日本語以外は点でだめですし、シャイな性格ですし。
ところが、あみーごはさすが人間交差点。
おもしろい人が集まってくるんですね。
毎晩のように遅くまで酒盛りを楽しみました。
日本に帰るまえのちょっとしたリハビリです。笑
さて、楽しんでばかりじゃいられません。
最大の難関?パッキングにとりかかりました。
もう旅も終盤ってことであれやこれや増えに増えた荷物を詰めなおし。
帰国当日の真夜2時までかかって、なんとか持ち歩ける状態に。
はてさて、これで飛行機に乗れるのか心配ですが、
日本に帰る準備はととのいました。
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