小さな村に寄りながら、ボリビアとの国境をめざします。
フフイ州には、世界自然遺産であるウマワカ渓谷が広がります。
七色(地元の人がいうには十一、十二色あるらしい)の岩肌をみせる山々が続きます。
色の違いは岩に含まれる鉱物の違いなのだそう。リンが赤でコバルトが緑だったかな。
幾重にも折り重なった層が、何万年・何億年の大地の動きや川の浸食で、輝いているのです。
ここはもう、高冷山岳地帯。
山々には木はほとんど生えておらず、サボテンたちが群れをなしていました。
私たちの背を超えるサボテンたちが、にょきにょき胸を張って立っている姿は、
勇ましいような、でもなんとも言えない哀愁があって、間が抜けていて、可愛い。
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