サルタやフフイといった、アルゼンチン北部には
南米のグランドキャニオンと称される、大自然がたくさんあるのです。
向かったのはカジャファテ渓谷。
赤茶けた、大地を眺め、谷を抜ける力強い風を全身で感じ、照りつける太陽を浴び、
すべての感覚をつかって、この場所にきていると確かめておきました。
今日は私の、誕生日。
ゆっくりお祝いできなかった六平太くんの分も一緒に、お祝いをしに
ペーニャと呼ばれる、フォルクローレのライブハウスへ行きました。
これまで、バスの中や、レストラン、町のなかでもちらほらフォルクローレを耳にしてきましたが、
やぱり生音で聞くのはちがいますね!
なんてダンスなんだろ?タンゴなか?ダンサーも迫力ありです!
お客さんも踊りだしたり、一緒に歌ったり、みんなとっても楽しそう。
お酒も入り楽しく観ていると、突然『ハッピーバースディ』の曲が!!!
お客さんも一緒に大合唱で歌ってもらいました。
お店の方にも、ケーキとシャンパンも出していただき、びっくり!
六平太くんの計らいだったようですが、こんなに沢山の人にスペイン語でハッピーバースデー!と
歌ってもらうのは、一生でこの一回だけでしょうね~
Mucho Gracias!
途中、インディヘナたちと獣の神がペーニャに入ってきて伝統的なダンスが始まったと思えば、
おもむろに、テーブルにスプレー缶が配られました。
突然、
泡!泡!泡ー!
店中、泡だらけに!必死にみんな泡をかけ合います。
どうやらカナバル(祭)が近いためだったようです。
南米各地では、1・2月にカナバルという祭りが行われ、
その日には町中で踊り、酔い、水や泡をかけまくるという状況になるそう。
突然の襲撃に驚きましたが、忘れられない誕生日になりました。
私たちは、翌朝の移動が早かったので、2時にはお店を後にしましたが、
まだまだ、ペーニャは盛り上がっていて、夜はまだまだ長いようでした。
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