エクアドルの首都キトからバスに揺られ6時間ほど、エクアドル国境の町に着きます。
そこから乗り合いバンに乗り換えて、国境まで向かいました。
エクアドルとコロンビアの国境は、どれが国境?ってほど、そっけない感じの橋の上でした。
スタンプをもらって、もいちど乗り合いバンに乗り、コロンビア側国境の町イピアレスへ。
イピアレスは地方の都市らしい、華やかなことは全くなく、でもどこか活気のある様に感じました。
ときどき馬車が、あたりまえのように行き来します。
広場でマンゴーを買うと、塩とレモン(ライム)を絞って渡してくれました。
屋台のお姉さんが、「レモンをかけるのがコロンビア流よ。」とウインク付きで教えてくれました。
そのマンゴーとーってもおいしい。
初めての食べ方でしたが、マンゴーの甘さと香りを最上級に高めている!そんな味。
後から友達になった旅人が、この組み合わせを「梅干みたい」と言っていたのですが、
たしかにそういわれてみたら。
こっちでは青くてたいして甘くないマンゴーも食べるので、舌触りもすっぱさもカリカリ梅に近い。
新しい発見でした。
このイピアレス、ただ国境を越えて通り過ぎるわけにはいかない町なのです。
それは、町のはずれに実に興味をそそられる奇跡の教会があるから。
そちらがこれ。ラス・ハラス教会。
渓谷の谷間にたたずむ繊細で美しい教会。
マリア様がこの崖に降り立った・・・そんな奇跡から建てられたそう。
教会は崖にめり込むかたちで建てられており、マリア像の後ろは岩肌です。
教会の周囲には、この教会に寄付した人がマリア様へ感謝の気持ちをつづったメッセージが沢山。
ここは、コロンビア人がいちどは訪れたい巡礼地なのだそう。
みんな熱心にお祈りを捧げていました。
夜の教会もいちだんと素敵でしたよ。
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