夜行バスに乗り、コロンビア第二の都市メデジンにやって来ました。
南米はこの街が私たちにとって最後の地です。
来てみて、その都市っぷりにびっくり。
首都のボゴタにはなかったメトロが走り、近代的な建築があちこちに存在し、
街を歩く小奇麗な学生に、パリッとしたシャツを着たビジネスマン。
ここはコロンビアですか?と疑いたくなります。
メデジンのメトロ、一部分がケーブルカーになっています。
都会的といったメデジンですが、平地にある近代的な市街を囲むように
急な丘にたくさんの家々がしがみつく様に並んでいます。
レンガの壁にトタンの屋根が連ねる丘は、やはりコロンビア。
そこに住む市民のために設置された、ケーブルカーはもちろん市民の足でした。
ほんとはこの先、治安の悪い地域なのでケーブルカーから降りずにそのまま帰ってきほうがいいそうなのですが、
おもしろそうな公園や建築が見えるので、降りてみることに。
一緒にケーブルカーに載っていた地元の女性が公園まで道案内してくれました。
ほんとにこの国の人たちは親切。
というか、危険なので下手な道はまずいぞって思われたのかもしれませんが・・・。
降りてみると、公園も整っているし、近所の家々もさほどみすぼらしい様子も無く
そんなに治安の悪いようには思えませんでした。
夕方ちかくに登ってきたので、近所の女の子たちと遊びながら待っていると、
メデジンの夜景に出会えました。
市民の足、ケーブルカーから眺める夜景も格別でした。
少し郊外にも足を伸ばして、巨大な岩エル・ぺニョールをみに行ってきました。
宿で出会った女の子と、向かう最中バスターミナルで再会したご夫婦と
一緒にわいわい5人で遠足気分。
高さ220mの大きな一枚岩の裂け目に階段をしつらえてある、この巨石。
奇妙ですよね~笑
ほの暗い階段を上ると、
そこには絶景!
360度に緑の広がるグアタペ湖が望めました。
いつもは観光もふたりなので、わいわい巡るのはなんとも楽しかった!
その後は開放的なタクシーで、近くにあるメルヘンな街を訪ねていったのですが、
タイムアップにて、公園で野犬と戯れながら簡単なご飯をつまんだくらいで終了しました。
さおりちゃん、とくしげフーフ、ありがとう~!
ボゴタやメデジンで出会った旅人さん。
これから日本に帰るって人や、もうすぐ日本へ帰るって人や、新たな大陸に向かうって人たち。
そんな人たちとゆっくりお話して、
南米をさよならすることや、中米よろしくなこと、あと一ヶ月で日本に帰ることが
楽しみだったり寂しくなったり、気持ちがふわふわ揺れました。
そのせいか、南米最後の夜はほとんど一睡もせず朝を迎えたのでした・・・。
南米大陸大きすぎます!そして惹かれるものも多すぎます!
日本にいるころは、中南米を5ヶ月かけてのんびりと・・・
なんて思っていましたが、全然のんびりなんてできません!
だって廻りきれませんもの!
結局ブラジルへは足を踏み入れることはなかったし、
ギアナ高地も体感してみたかった。
また次があるかは分かりませんが、行く!という思いを続けていれば、
『思えば叶う』ではありませんが、
いつかきっとたどり着けるでしょう。
その時まで、さようならです。
0 件のコメント:
コメントを投稿